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これは豪華!トットてれびの登場人物の経歴を簡単にまとめてみた

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黒柳徹子さんの自伝、「トットひとり」、「トットちゃんねる」が原作のドラマ「トットてれび」が4月30日のNHK土曜ドラマ枠で始まります。関ジャニの錦戸くんが登場することでちょっと話題になってるこの番組、他にも今話題の俳優や、演技派と呼ばれる俳優が登場するので、どんな演技を見せてくれるのか楽しみです。

キャストもいいけど登場人物もね!

でも、それにもまして登場人物が凄いです。黒柳徹子さんの芸歴はおよそ60年。黒柳徹子さんとつながりのある、昭和のテレビを支えた人達がずらりと並んでいて、それってつまり今のテレビ業界の黎明期を垣間見ることができるということなので、昭和のテレビ史として見るのもまた面白いかなと感じています。
ただ、登場人物の中には、すでに亡くなってる方もいたり、今はもうテレビでは見ない人などもいるので、平成生まれの人や、まだ若い方々には「誰それ?知らない」って人も結構居そうです。かくいう私も坂本九さんはリアルタイムで拝見したことない…
登場人物の経歴などを知っといたほうがより番組を楽しめるよ、ということで老婆心ながら、今回の記事では「トットてれび」の登場人物の経歴を簡単にまとめてみました。
 

テレビ黎明期を彩った「トットてれび」の登場人物達

簡単に登場人物のリアル芸歴と黒柳徹子さんとのつながりをまとめてみました。
()の中は、トットてれびでその役を演じる役者名を入れています。

□渥美清(中村獅童)

1928生-1996没
俳優、コメディアン
代表作「男はつらいよシリーズ」(全48作、松竹)
1988年紫綬褒章を受章。
1996年転移性肺がんのため死去。同年国民栄誉賞を受章。
 
1991年から5年間放送されたNHKのバラエティ番組「夢で会いましょう」にて黒柳さんと共演。プライベートでも親しい間柄だったようで、熱愛疑惑なども当時は囁かれていた模様。

□森繁久彌(吉田鋼太郎)

1913生-2009没(96歳)
俳優、作曲家、作詞家、歌手、元NHKアナウンサー
昭和・平成の芸能界を代表する国民的名優であり[6][7]、映画・テレビ・舞台・ラジオ・歌手・エッセイストなど幅広い分野で活躍した。
「徹子の部屋」第一回ゲスト。黒柳徹子さんは、それ以来会うたびに「一回どう?」と森繁久彌さんに誘われ続けたらしいです。

□向田邦子(ミムラ)

1929生-1981没

作家、脚本家、エッセイスト
「花の名前」で第83回芥川賞を受賞。
知人の紹介で知り合って以降、親友とも呼べる間柄に。
当時珍しかった留守番電話を早い時期に導入していた。機械に慣れない人々が面白いメッセージを多く残したが、中でも秀逸は黒柳徹子で、一分/一通話のシステムでは足りなかったらしく特有の早口で九通話連続で吹き込まれていたというものであった。しかし用件には全く触れられておらず「後で直に会って話すわね。」という楽しいオチであったため、消去せずに保存して来客に聞かせて、もてなしの一つにした。

 というくらい仲良し。

□飯沢匡(大森南朋)

1909生ー1994年没

劇作家、演出家、小説家

いわさきちひろ絵本美術館の初代館長。

黒柳さんが初主演したラジオドラマ「ヤン坊ニン坊トン坊」の原作者で、この番組以降、師弟関係の間柄に。

飯沢が亡くなって久しい今でも、黒柳は飯沢の事を話す際は常に敬語で思慕の念を込めて話している。

飯沢匡 - Wikipedia

 

『ヤン坊ニン坊トン坊』(やんぼうにんぼうとんぼう)は、1950年代中期にNHKラジオ第1で放送されていたラジオドラマ。

ヤン坊ニン坊トン坊 - Wikipedia

□大岡龍男(武田鉄矢)

1892生ー1972没

俳人、NHK演劇担当プロデューサー

黒柳徹子さんが、1953年にNHK放送劇団に入社した当時、同劇団の指導する立場にあった人。

一説によると、「声優」という言葉を生み出した人ではないかと言われています。

□沢村貞子(岸本加世子)

1908生ー1996没

女優、随筆家

NHK放送のドラマ「若い季節」で共演したことがきっかけで親交を深めるようになったようです。黒柳さんが「おかあさん」と呼ぶくらい信頼していて人物。

若い季節(わかいきせつ)とは、1961年4月9日-1964年12月27日に日本放送協会(NHK)で日曜日20時より放送されていたテレビドラマである。コメディタッチで笑いと歌を組み合わせたミュージカル風ドラマであった。

若い季節 (テレビドラマ) - Wikipedia

 

□坂本九(関ジャニ∞錦戸亮)

1941生ー1985没

俳優、タレント、歌手、司会者

「上を向いて歩こう」が全米チャートbillboardで日本人初の1位を獲得。つい先日、日本人がビルボードの部門1位を取った!と話題になりましたが、坂本九さんの場合は総合1位で、もっとすごい。

全米ビルボード・ジャズ・チャート初登場1位!上原ひろみ ザ・トリオプロジェクト『SPARK』 - TOWER RECORDS ONLINE

 

前述の「若い季節」などドラマでの共演歴有り。九ちゃんと呼ぶ間柄。

それから、『若い季節』や『夢であいましょう』は生放送でしたから、1時間分の台詞を覚えて、それを生でやるっていうのは出演者やスタッフ、みんなで力を合わせないと無理ですよね。だから本当にみんな仲良しでしたね。『若い季節』には、エノケンさん(榎本謙一)から渥美清さん、九ちゃん(坂本九)、そしてクレイジーキャッツまで、色んな世代の方が出演していて、本当に賑やかで毎日がお祭りみたいでしたよ。当日まで台本が出来上がらず、現場に行ってから一気に覚えて、割り勘でご飯食べて(笑)、それから本番。若かったと思いますね。でも、撮り直しが出来ないからこそ「やらなきゃ!」という情熱がありましたね。

黒柳徹子 スペシャルインタビュー | Special | Billboard JAPAN

 紹介したキャストの中では置かれている立場、年代が一番黒柳さんに近い人、と言えるかもしれません。

 

 

まとめ

黒柳徹子さんの芸歴はおよそ60年で、おん年82歳。まさに大御所と呼ぶのにふさわしい経歴なんですが、大御所には大御所たる所以があるのだなぁ、と彼女ゆかりの人々を見ながら改めて思った次第です。
 
最後にキャスト所感ですが、黒柳徹子さん役、満島ひかりさんはちょっと美化しすぎじゃない?と感じてる人もいるかと思うんですが、実は配役ピシャリだと思ってます。だって昔は美人で有名でしたから。あ、いや今もチャーミングですよ、徹子さん。
あと、パンダ役(ナレーター)を小泉今日子さんがやるそうなんですが、着ぐるみを着てやる訳ではなく、声のみの出演とか。上戸彩ちゃんの時みたいに超絶可愛いのは間違いないのでその辺はちょっと残念です。