『JRA』女性騎手は藤田菜七子以外に誰が?歴代騎手をまとめてみた
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この記事を書いているのは3月27日早朝。中山競馬場で、藤田菜七子騎手いよいよ中央競馬で初勝利か!?と期待しているところです。
2000年にJRA入りした西原 玲奈騎手以来の女性騎手ということで実に16年ぶり。競艇とかだと平均身長体重が少ない女性が有利、ということで女性のレーサーが結構いるんですが、競馬の場合はちょっと違うんですかね?あまり女性騎手を見かけません。
JRA所属の女性騎手ってどのくらいいるんでしょうか?
JRA生え抜きってどういうこと?
藤田 菜七子は、日本中央競馬会所属の騎手である。 JRA生え抜きの女性騎手は16年ぶりである。
2016年現在で女性騎手登録をしている日本人は7名。藤田騎手を除く6名は地方競馬で騎手登録。で、藤田騎手は「生え抜き」と呼ばれているんですが、JRAで選手登録をした騎手のことを指しているようです。
ちなみに日本では中央競馬、地方競馬で主催しているレースが異なります。基本的に中央競馬(JRA)のレースに出たい人はJRAの騎手登録、地方競馬で行きたい人は地方競馬で騎手登録をする仕組みになっています。
ちょっと前だと中央と地方、それぞれが主催するレースしか出ることができなかったんですが、最近はその垣根が取っ払われてて中央登録の騎手でも出れる地方レース、またはその反対のレースも増えてきました。
■2016年3月現在の登録されている女性騎手一覧
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藤田奈 七子(JRA)
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竹ヶ原 茉耶(地方)
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鈴木麻 優(地方)
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木之前 葵(地方)
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下村 瑠衣(地方)
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別府 真衣(地方)
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岩永 千明(地方)
JRAで騎手登録していた女性騎手 歴代
過去登録していたJRA女性騎手はなんとたったの4人!JRAの発足は1954年ですので藤菜七子選手を含めても約13年に一人生まれるという計算に。少なっ。で、過去にJRAに在籍した女性騎手を調べてみたんですが、1997年~2000年にかけて五人まとめて登場しています。もしかして過去は女性はダメ!とか規則があったのかとも思ったんですがそんなことは無かったようです。
- 板倉 真由子(1997-2001)246戦中1勝
- 押田 純子(1997-2000)158戦中2勝
- 田村 真来(1996-2001)430戦中9勝
- 西原 玲奈(2000-2002) 17勝
- 増沢 由貴子(1996-2008)
※カッコ内の西暦はJRA登録選手としての在籍期間をしめす。何人かはJRAから地方競馬へ活躍の場を変えた選手もいます。
まとめ、なぜ日本には女性騎手が少ないのか?
海外の女性騎手がG1クラスの重賞レースで優勝したり、招待選手として日本に来日したりと輝かしい成績を残している騎手が多いです。日本では、重賞レースよりも地方競馬に登録している女性騎手は多くいるものの、中央で活躍している騎手は少ない印象です。絶対数が少ないから、といってしまえばそれまでなんですが、女性騎手を目指す人を増やすためには結果を出した選手を輩出する必要があり、競馬に詳しくない人でもスゲー!と思われる女性騎手が現れると女性騎手を目指す人が増えて日本競馬界も新しい風を取り入れることでより面白みを増すんじゃないかなー、と思ってます。
ということで藤田菜七子騎手の今後の活躍応援したいです。G1で彼女を見る日を願ってます!