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ほんと気になるニュースってたえませんよね

フィギュアスケートの30秒ルールって必要ある?

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今更感まんさいですが、フィギュアスケートで2014年に新たに決められた30秒ルールの必要性について考えてみました。

2015の中国杯、女子シングルは今季から復帰した浅田真央選手の優勝で開幕。久々のグランプリシリーズ出場となった彼女の滑りに関してはブランクを全く感じなかったんですが、競技ルールが変わったことにはまだついていけてないようです。
真央、復活Vの裏で予想外アクシデント/スポーツ/デイリースポーツ online
このルール、2014年に決まった時も必要性を問う意見が多く見られ、選手だけじゃなく、フィギュアファンの不評を買ってたようです。

フィギュアスケートの新ルールとは?

◻︎フィギュアスケートにおける違反行為
ISU(国際スケート連盟)により策定されたフィギュアスケート競技の採点法「ISUジャッジングシステム」では、競技中にやってはいけない違反行為があって、内容により決まった点数を減ずる事になっています。
フィギュアスケート競技では実施が禁止されている違反行為が存在する。違反行為の有無は技術審判によって判断され、規定による減点ディダクションが適用される。
その中には、時間超過に関する決まりも。
時間超過または不足: 5秒につき -1.0点
◻︎呼ばれてから演技開始位置に着くまでの時間に関する規定
ISU特別規定
(第350条 第2項)
スケーター/ペア/カップルはそれぞれの競技部分(ショートプログラム/ショートダンス、フ リースケーティング/フリーダンスまたはパターンダンス)においてスタートの呼び出しをされ てから少なくとも 30 秒以内に演技開始位置につかなくてはならない。
この30秒の部分、2013年までは60秒でしたが、2014年に行われたISU総会にて30秒に変更。

11月5日に行われた浅田真央選手の中国杯フリースタイルの競技では、名前を呼ばれてからスタート位置でスタンバイするまで32秒。2秒超過で1点減点となったようです。切上げなのね、コレ。
◻︎30秒ルールは本当に必要なのか?
例えば羽生結弦選手の場合、2014年以前はスタンバイまで46秒掛かっていて、それを30秒に短縮するのにおよそ1か月ほどを費やしたようです。

フィギュアの30秒ルールは本当に必要なの?

スポーツ全般に言えることですが、スタンバイまでの時間は主に精神統一に使われているので、長い選手は本当に長く、たまにイラッとするシーンもあったりするので、試合の進行スピードを考えると時間制限をかけることは必要でしょう。でも、60秒を30秒にすることでそこまで試合時間が変わるとは思えないんですし、むしろ、気持ちの切り替えが出来ていない選手のプレー見せられても困りますよね。「お前ら一流の選手なんだから30秒で無になれ!」とか急に言われても絶対無理。ということで30秒ルールは不要、ISUの皆さん是非ともご一考下さい。