急性喉頭蓋炎の症状が見られたら病院行った方がいいよ、という話、あと予防法も
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門脇麦ちゃんが検査入院。「花火」への出演が決まり話題になってましたが、喉の病気が出演に影響しないといいんですけど。
「重症ではなく、すぐに退院できると思います」「大事をとっての入院」と事務所側が協調していたことをニュースでは書かれていて、特にのどの病気は「入院した」という事実だけで役者さんの仕事になにがしかの影響が出るんだろうなーと思った次第です。
さて、さて、この急性喉頭蓋炎という病気、ざっくり言うと「のどの腫れ」なんですが、ほっとくと死に至るケースもある病気。あれ?これもしかして急性喉頭蓋炎じゃね?、と思ったらまずは病院で検査してもらうのが良いです。
窒息の可能性もある急性喉頭蓋炎とは
気道の一部である声門(声帯のあるところ)のすぐ上に喉頭蓋という部分があります。急性喉頭蓋炎では、喉頭蓋が急激にはれるため、気道をふさぎ、はれがひどい場合には窒息(ちっそく)に至る危険性がある病気です。欧米においては子どもに多くみられますが、日本では成人例も少なくありません。
喉頭蓋はここ。
門脇麦ちゃんの症状がどの程度だったか知る由もないんですが、腫れが酷い場合は窒息する可能性もあるので、似たような症状が見られたらまず、病院で検査してもらうべき。
発生原因は?
何らかの理由で喉頭蓋が腫れる症状で、原因は細菌の感染によるものが多く、特にB型インフルエンザにかかった場合に発生しやすいようです。という事で、インフルエンザ患者が急増する冬の時期に急性喉頭蓋炎の患者も増加する傾向にあるようです。B型は変異することが少ないので、過去のB型の予防接種を受けたよ、という人は新たな変異がない内は感染しません。ちなみにA型は毎年のように変異を繰り返すので、変異後の菌に対抗すべく毎年予防接種が必要になります。
加えて、A型と違い「ヒトからヒトへの感染」しか無いので、感染拡大も少なくB型インフルエンザにかかるケースがそもそも少ない様です。
(ただB型が、数年スパンで定期的に変異することが確認されており今後流行する可能性もある)
急性喉頭蓋炎の症状と予防法
ということでB型インフルエンザへの感染で急性喉頭蓋炎になる可能性があるわけで、B型の症状もしくは急性喉頭蓋炎の症状のいずれかが認められたら病院に行く、これが妥当ですよね。
防ぐ手段としてはインフルエンザに対する予防法を実践すれば、B型インフルエンザにかからない⇒急性喉頭蓋炎にかからない、という図式が成立するのでとにかくインフルエンザの予防法をやっていただければベストだと思います。
□インフルエンザの予防に関して詳しいサイトがあったので載せときます。
急性喉頭蓋炎の症状
発熱、のどの痛み、飲み込む時の痛みなどが初発症状として多くみられますが、その後数時間のうちに、呼吸困難や喘鳴(ぜんめい)(息を吸う時にぜーぜー音をたてること)が現れてきます。さらに進行すると窒息に至ることがあります。
この「呼吸でぜーぜーする」症状が出たら絶対病院に行くべき!普段から喫煙している人はちょっとわかりにくい症状かも知れません。
B型インフルエンザの症状
<B型の代表的な症状>
・急な38度以上の発熱
・頭痛
・鼻水
・のどの痛み
・咳
・関節痛、筋肉痛 等
B型インフルエンザの変異がいつ発生し、いつ流行するのか予測するのは難しいんですが、この記事を書いている11月位からギュイーンとインフルエンザ発症者数が増加する傾向にあり注意が必要ですよ。