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ほんと気になるニュースってたえませんよね

石川遼がプレーオフ結果によってはフェデックス年間王者になれるのか考えてみた

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先日のウィンダム選手権では本人が「(今までのゴルフの中で)良い部類に入るプレーができた!」と語るほど良い成績でフィニッシュ。ギリギリのラインでしたが来季シード権およびフェデックスカッププレーオフへの出場権を手に入れちゃいましたね、石川遼選手。やっぱり持ってる人は違うなぁと。

 

news.golfdigest.co.jp

8月27日から始まるフェデックスカップのプレーオフは、各試合の下位選手をカットアウトしていくルール。出場権利のある上位125名中、遼選手の現在のランクは124位と厳しい状況です。正直なところ出場したものの年間王者になる可能性とかあるの?と思わざるを得ません、石川さんすいません。このフェデックスカッププレーオフ、シーズン終盤の終わっちゃた感を拭い去るべく発案された企画なので、出場選手すべてに年間王者の可能性がある訳です。

フェデックスカッププレーオフとは ゴルフダイジェスト・オンライン

 

あるにはあるんですがランクの低い選手はいつ蜘蛛の糸が切れるとも知れず派遣社員の様な立場。社長への道のりは遠い…

そこで今回の記事では石川遼選手が2014-2015フェデックスカップの年間王者になるために必要とされるプレーオフの結果について考えてみました。

バークレイズ、ドイツバンクを通過するボーダーライン 

プレーオフではレギュラーシーズンの約4倍のフェデックスポイントが獲得できるよう設定されています。例えばPGAツアー公式戦で優勝した場合500ptが得られますが、プレーオフで優勝すると2000pt獲得します。もし石川遼選手がプレーオフで一度でも優勝した場合、一気にハイランカーへの仲間入り♪となるわけですが今はちょっとおいといて各試合を通過するためのボーダーラインについて考えていきます。まずは現在のフェデックスポイントランキング(抜粋)とプレーオフの順位別獲得ポイント表から。

■フェデックスポイントランキング(ウィンダム選手権終了後)
ランキング 選手名 保有ポイント
1  J.スピース 4169
2  J.デイ 2459
3  B.ワトソン  2407
4  J.ウォーカー  2014
5  J.ローズ 1742
   
29  C.カーク 1087
30  K.ナ 1062
31  S.ガルシア 1051
32  G.ウッドランド 1037
   
72  R.サバティーニ 678
73  Chad.キャンベル 670
74  W.マクガート 652
75  W.ウィルコックス 649
76  D.ラブIII 649
77  H.メイハン 648
98  J.ゴア 564
99  F.モリナリ 558
100  H.スワッフォード 554
101  J.ワグナー 551
   
121  J.ブリクスト 471
122  E.コンプトン 471
123  C.ビジェガス 467
124  石川遼 458
125  J.オバートン  458


■プレーオフの順位別獲得ポイント表 

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 引用元:

PGAツアーのフェデックスカップ・プレーオフでのポイント配分について | 海外プロゴルフツアーを楽しむブログ

 

バークレイズの通過条件である「100位以内であること」をクリアするためには現在100位のハドソンスワッフォード選手の累計ポイントを超える必要があります。

 石川遼選手とスワッフォードのポイント差は96ポイントなのでバークレイズでの順位ボーダーは47位となります。といいつつスワッフォード選手がポイントを獲得しない前提での話なので、実際のところ45位あたりがボーダーと言えそうです。

同様にドイツバンク選手権も想定してみます。現100位スワッフォード選手と75位ウィルコックス選手とのポイント差は98ポイント。なので少なくとも46位に食い込むことが最低条件です。只、ドイツバンク通過者は75名なので、すべての選手がポイントを獲得するわけです。そうなるとボーダーラインはさらに厳しく40位あたりになりそうです。

 BMW選手権で大きな壁が

無事2試合をボーダーラインすれすれで通過した後は最大の壁BMW選手権が待ち構えています。BMWの通過条件は「30位以内に入ること」です。現ランキングの選手がランキングと同じようにポイントを獲得していったと仮定すると30位のナ選手はBMW開始時点で1500pt前後を持っていることになります。BMW選手権を突破して晴れてツアー選手権へ参加、年間王者への挑戦権を得る!という流れになりますが、ボーダー通過を想定した石川選手の所持ポイントは650pt程度、その差750ptを埋めるためには上位3位に入るしかないというかなり過酷な状況になりそうです。道のりは険しい…

石川遼選手がフェデックスカップ年間王者になる可能性はあるか?

ここまでツアー選手権に至るまでボーダーラインについて考えてみました。結果的に石川遼選手がフェデックスカップの年間王者になる可能性は限りなく少ない、と言わざるを得ないんですが、とはいえゼロじゃない!と声を大にして私は言いたいわけです。プレーオフどれでもいいので上位入賞すると話はまた違ってきますしね。

「あきらめたそれで試合終了ですよ」

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あ、安西先生…俺、バスケが(以下略

ちなみにプレーオフの日程は?

ツアー選手権までのプレーオフ4試合の日程は以下のとおりです。すべての試合で遼選手の勇士を観戦したいものです。ちなみにアメリカ、日本の時差は14時間前後なので、日本でリアルタイムで視聴する場合は、ど深夜になりそうです。

1.ザ・バークレイズ

  8月27日 ~8月30日
  (ニュージャージー州、プレインフィールド)

2.ドイツバンク選手権

  9月4日 ~ 9月7日
  (マサチューセッツ州、TPCボストン)

3.BMW選手権

  9月17日 ~ 9月20日
  (イリノイ州、コンウェイファーム)

4.ツアー選手権

  9月24日 ~ 9月27日

  (ジョージア州、イーストレイクGC)