羽生結弦がデニステンに激怒！ フィギュア公式練習暗黙のルールとは
スポンサーリンク
羽生結弦選手が、デニステン選手に練習を妨げられて激怒したらしいです。ただ、「それはねえだろ、お前！」発言を本当に羽生君がしたのかはちょっと疑問です。今時のコメントっぽくない気もしますし日本語以外の発言を訳したっぽい感じです。
羽生君は英語ペラペーラらしいので、恐らくは「You , it would not !」、とかこの辺りのコメントを発したのだろうとは思いますが。
さて、羽生君が激怒した原因は、公式練習中に守るべき暗黙のルールを、デニステン選手が守らなかった結果、練習を妨げられたため。デニステン選手は前日の29日にも羽生選手に対して同様のルール違反行為が起こっていてその時は羽生が怒り出すまでには至らなかったんですが、故意なんじゃないの？とどうしても訝しんでしまうのは私だけでしょうか？恋じゃなくて故意ね。ところで、フィギュアスケートの公式練習における暗黙のルールってどんなことがあるのか興味が湧いた人も結構いそうです。
故意？羽生結弦とデニステンの関係は良好？
最近のデニステン選手の活躍といえば、２０１４－２０１５年シーズンの四大陸選手権で優勝したことが良く知られていますよね。
連覇が期待されてたんですが、２０１５－２０１６シーズンは、怪我のため欠場しています。ちなみに、カザフスタンの選手で、世界大会クラスの大会で金メダルを持ち帰ったのはデニステン選手の四大陸が初めてという事もあってカザフスタンに置けるデニステン選手の人気はすさまじく、まさに英雄扱い。なので今回の世界選手権、母国の期待は相当なもののでしょうし、重圧も重そうです。
デニス・ユーリエヴィチ・テン（カザフ語: Денис Юрьевич Тен、英語: Denis Yuryevich Ten, 1993年6月13日 - ）は、カザフスタンのフィギュアスケート選手（男子シングル）。
2014年ソチオリンピック銅メダリスト。2010年バンクーバーオリンピックカザフスタン代表。2013年世界選手権2位。2015年四大陸選手権優勝。
年齢的には羽生君の一つ上。ライバルとして比較されることも多いんですが、技術的には羽生君が上だと思ってます。で、二人は仲良し！とまでは言えませんが楽屋でのツーショット写真などもネットでは出回っており、関係性が悪いわけではなさそうです。むしろ良好？そう考えるという「それはないだろ、お前」発言は砕けた感じもするし、良好な関係があってこそと取れないこともない。公式練習後の羽生くんはにっこり笑顔だったことからも、そこまで強い批判ではなかったのかも。
フィギュアスケート公式練習における暗黙のルールとは？
フィギュアスケートの公式練習では各選手好き勝手に滑りまわっているように見えるので、はたから見ると「危ねっ！」てなるシーンもしばしばなんですが、公式練習タイムには「暗黙のルール」が存在し、各選手が他の選手の動向を結構把握しています。
で、デニステン選手がやっちゃった「プログラムで使う曲を流しながら滑走している選手がスケートリンクを優先使用できる」、コレだけ聞くとみんながみんな好き勝手に曲流せばいいじゃんってなるんですが、
公式練習の際は複数の選手（5～6名？）が同じ時間にリンクを共有し、その間リンクにいる全選手の使用曲が順番に流されます。それぞれお互いの選手の合間を縫ってジャンプやステップ、スピンなどの要素の練習をしますが、流れている曲を使用している選手にその時のリンクの優先権があり、他選手はその選手の邪魔をしてはいけないのが暗黙のルールでありマナーです。音楽がかかっている選手が他選手に接近してきた場合も、他選手の方に回避義務（とまではいいませんが、他選手の方が避けるべき、という慣習）があります。
という事なので、各選手、均等に優先使用が訪れるようになっています。
公式練習の「暗黙のルール」は他にも
- ジャンプの軌道に入った選手を見かけたらぶつからないように避けるべき
- 練習中の選手はみんなだいたい同じ方向に滑る（他の選手に合わせる）
などがあるそうです。確かにあった方が良いけどルール化は難しい内容ですね。
