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ほんと気になるニュースってたえませんよね

KYOKUGEN2015の対戦カード「五郎丸VS遠藤」どっちが勝つか予想してみた

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「紅白じゃなく白黒つけようじゃねえか!」

 ※「KYOKUGEN2015」予告動画より抜粋

ちょ、コレうまいこと言ってるな(笑

番組予告の受け売りから始まって恐縮です。

今年もやってきましたよKYOKUGEN2015。対戦カード6試合どれも楽しみなんですが、特に時の人、五郎丸選手を見たい!!という人結構いるんじゃないでしょうか。かく言う私もです。

ということで、ラグビー日本代表の五郎丸選手とサッカー日本代表の遠藤選手で戦う「ゴールキック対決」が一番楽しみなんですよね、実は。

 

そこで今回の記事では、どっちが勝つのか予想してみました。予告動画を見て得た情報のみでの勝敗予想につき、細かいルールには違いあるかもしれませんが、その点はご容赦を。

 

KYOKUGEN2015の放送時間

 12月31日 18:00~23:30頃?

 地上波TBS系列で放送

※頃?とあいまいな書き方で申し訳ないです。TBSの年末年始番組表によると大晦日は、『KYOKUGEN2015』の後のに『CDTVスペシャル!年越しプレミアライブ2015→2016』の放送が23:45から予定されており、間に10分ニュースを挟むとこの位じゃなかろうか?という予想終了時間です。

年末年始特別番組・1月新番組|TBSテレビ

K-1、ボクシング、ゴルフ、サッカー、ボクシングで計6組の対戦カードが用意されており、番組の時間が5.5時間程度なので各対戦カードで1時間弱の枠が設けられている模様。過去の番組では各選手の紹介や意気込みについてのコメント等々で20分ほど設けられていたようですので、対戦が放送される時間は実質30分程度といった所でしょうか?

 

五郎丸歩 VS 遠藤 保仁のゴールキック対決ルール

  •  ポールの幅50センチ
  • ソロぞれが所属しているスポーツクラブのボールを使用する(おそらく公式球)

ゴールはラグビー使用されるゴールポストが使用されます。

□ゴールポスト寸法図

http://laws.worldrugby.org/images/laws/goal-posts-ja.jpg

引用元:World Rugby Laws - World Rugby's Law Education Web Site

公式戦では、5.6mあるポール間の距離が、今回の対戦では50cmまで縮小されます。50cmというと、A3のコピー用紙(29.7cm×42.0cm)の長い方を横に向けた長さよりちょっと長いくらい…かなり狭いです。こんなとこボール入るんですかね。

 

ボールを蹴る場所とゴールとの距離は不明です。五郎丸選手と言えばキック前の精神統一タイムのルーティンポーズが見もの。という事で集中タイムはじっくり時間を取ることを考えると両者5本程度キックすることになるんじゃないかなーと勝手に想像しています。

五郎丸歩 VS 遠藤 保仁のゴールキック対決の勝敗の行方は?

いよいよ勝敗予想です。勝敗を左右する要素として以下の3点があげられるでしょう。

 

1)ボールをコントロール通り蹴る技術

2)キック前にいかに雑念を除去できるか?

 3)コントロールのずれがどこまで許されるか?

1)ボールをコントロール通り蹴る技術

両者とも、世界レベルの精度と言われており、どっちが上という判断は出来ませんよね。遠藤選手は、短距離~中距離でのボールコントロールの精度が凄い!と言われています。五郎丸選手と言えばキック前のルティーンポーズを確立したことでキック成功率は85%程度。この成功率には40mを越えるロングキックも含まれており、長距離の方がラグビーが有利なの?と考えるかもしれませんが、サッカーの場合、いい感じにパスが通らなかった = コントロールが悪かったとは必ずしも言えなかったり、そもそも何を持って成功とするのか判断が難しく比較はすごく困難。というか無理です。

2)キック前にいかに雑念を除去できるか?

こちらも両者トップクラスのプレーヤー。必要な時間さえ与えられれば、雑念を取り除くことはたやすいでしょう。今回の対決でも十分な精神統一の時間が与えられているといいんですが。会場に足を運んでいる人にとってはあまりに長い精神統一はしらけたりするとは思いますが、特番ならその心配もありませんね。

関連記事:

takataka4481.hatenablog.com

3)コントロールのずれがどこまで許されるか?

今回のルールでは、ゴールのポール間が50センチしかないという事なのですが、公式戦で使用されるサッカーボール5号球は直径22センチの球状。仮にポールとポールのセンターにボールを放り込んだ場合、ポールとボールの間には14センチの余裕があります。

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ラグビーの場合はどうでしょうか?ラグビーボールは縦と横の長さが異なるため、直径が縦、横で異なります。公式戦で使用されるボールは下の表のとおり5号ボールが使われます。縦の直径は30センチ。横側は20センチです。仮にボールがポールのセンターを通った時、もしボールの長いほうが横を向いていたらどうなるでしょうか。ラグビーボールの長いほうの直径は30センチなのでポールとボールの間にある隙間は(50-30)/2で10センチとなります。10センチという事は、サッカーボールを使った時と比べると4センチほど狭いという事になります。

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この4センチの違いって何だろうと考えてみると、

ラグビーはサッカーより4cmボールコントロールのずれが許されない

という事なんです。実力が拮抗しているであろう両者にとっては、この4センチの差によるゴールキック成功率の差、が勝敗を左右するのではないか、と私は考えます。

サッカーにしろ、ラグビーにしろ、どれほど正確にボールを蹴れる、といっても同じように蹴ったボールは4センチ以上の軌道のズレは当たり前じゃないでしょうか?もし、4センチのずれも発生せず同じようにキックできる選手が実在した場合、チーム選手の足の甲の上を狙ってボールを落とす、なんて神業もできちゃいますよね。

ということで、今回のKYOKUGEN2015の五郎丸選手VS後藤選手のゴールキック対決は

後藤選手が勝利すると思ってます。これは、選手としての技術の差ではなくて、ラグビーとサッカーの競技ルールの違いからそう思う訳です。

それでも試合結果は運次第

ここまで、「許されるボールの軌道のズレが4センチ違うんでサッカー有利」という事を強調してきたわけですが、ゴールキックなんて運の要素が大きいのも事実なわけで、今回の遠藤選手の勝利予想は可能性の高さを示したにすぎません。

 

理屈がどうあれ、五郎丸選手がサクッ勝つ、なんてことも十分あり得ますし。とにかく、この対戦カードを観れる機会は今後、おそらくないだろうし、絶対観とくべきだと思う訳です。勝利の女神はどちらに。