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ほんと気になるニュースってたえませんよね

千葉の小湊鉄道SL「里山トロッコ列車」運行いつから?運行区間は?

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鉄オタじゃなくても必見、里山トロッコ列車開通

千葉県は市原市、SLの展示などを行っている小湊鉄道がまた粋な企画を考えましたよ!を走る小湊鉄道線にトロッコ列車が登場するようです。

www.kominato.co.jp

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※写真はコッペル社製SL 1911年製

 

 

トロッコ列車と言えば先導車両は当然SLですよね。今回運行を予定している里山トロッコ列車も先頭車両はSLなんですが、なんと小湊鉄道で新たに製作したSLだそうで。蒸気機関車と言えば煙突から発せられる煙が結構煙たかったりするんですが、今回の復元、汽笛や煙といったディテールにこだわりつつ、クリーンディーゼルを採用している模様。ってことで煙でゴホゴホという心配はなさそうです。お子様連れにも安心♪

運行する区間とかいつから運行するのか?とかSLのスペックとかいろいろ気になったので調べてみました。

 

トロッコ列車を引っ張るSL、原型は?

小湊鉄道で稼働していたコッペル社製SLということでしたので小湊鉄道4形蒸気機関車でしょう。旧鉄道省保有の蒸気機関車で正式名称は「国鉄1215形蒸気機関車」。

1924年製の製造番号10778で、小湊鉄道では4と称した。1938年(昭和13年)にいったん廃車となったが、そのまま保管され、太平洋戦争中に復籍した。その後、1951年にふたたび廃車となり、スクラップとして磐城セメントを経由して川崎製鉄千葉工場に移り、同社のNUS8として使用された。その際、前部のオーバーハングを長くし、石炭庫を運転台時背面に移す改造を受けている。運転整備重量は31tであった。

国鉄1215形蒸気機関車 - Wikipedia

 

里山トロッコ列車の運行区間や値段、便数など

里山トロッコ列車の運行区間や便数は?

JR東日本の内房線五井駅と上総中野駅をつなぐ小湊鉄道線は全長39.1kmとなっており、新たに登場する「里山トロッコ列車」はその中の里見駅 - 養老渓谷駅区間約9.2kmを走ります。同区間を平日は2往復、休日は3往復を予定しているようです。この言い方だと365日運行しているように聞こえますが、年間運行日数は180日ほどにとどまる見通し。SLってメンテナンスに結構な日数がかかるのかもしれません。

乗車時間はどのくらい?

平均時速30㎞での運行となっており、ノンストップでトロッコ列車を楽しめる時間は約20分といった所でしょうか。SLを運行する「里見ー養老渓谷間」は特に自然が濃く景観の素晴らしいエリアだと思いますので、観光スポットでは減速、停車とか粋な計らいを期待したいです。区間図は下記を参照。

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追加でトロッコ料金が必要

通常の区間運賃に加えて、トロッコ料金なるものを追加で支払う必要があるようです。特急券みたいなもんですかね…スピード遅くなるのに追加料金を払うことにはいささか抵抗がありますが、トロッコに乗りたい!という乗車欲には勝てません。気になる料金は未定、400-500円程度で考えているようですよ。

運行開始はいつから

で気になる運行開始時期ですが、小湊鉄道のサイトによる2015年秋からという表現しか使っていません。現在は工場で車両を製作中のようです。養老渓谷の紅葉はかなり見ものですので、是非紅葉期間中にSL「里山トロッコ列車」の運行が始まってほしいと思ってます。時期的には10月位には運行開始を望みます、他力本願で申し訳ないですが小湊鉄道さん頑張ってください。運行開始日がいつからかはっきりした時点で追記していこうと思います。

(9月3日追記)

里山トロッコ列車の運行開始はどうやら11月からの模様。紅葉には残念ながら間に合いそうも有りません。